投資(エクイティー)利回りとは、物件を購入する際、自己が支出した資金に対する利回りです。
算出方法は、年間収入から、年間支出経費を差し引き更に、年間金融経費(金利・元本等)を差し引いたものを、支出した資金(自己資金)で割ったものに100をかけた数字です。
不動産投資は自己資金のみで投資するより、借入れをした方が一般的に投資効率は高くなってきます。
当然ローン破綻というリスクは伴ってきますが、無理な借入れをしなければ短期間で資産を増やすことも可能です。
例えば自己資金が2000万ある場合、ファミリーマンション1戸1800万を利回り10%(年収180万)・年間維持経費18万の条件で諸費用200万(登記費用・不動産取得税・ローン保証料・印紙代火災保険料・仲介手数料)を含め合計2000万で購入した場合、対自己資金の投資利回りは(180万-18万)÷2000万=8.1%となります。
これに対して1棟もの収益マンション7000万の物件を利回り10%(年収700万)年間維持管理費105万の条件のものを諸費用630万を含め7630万にて自己資金を2000万、借入れ金5630万(年利3%、25年返済)にて購入した場合、対自己資金の投資利回りは{700万-320.4万(ローン返済額)-105万(年間維持管理費))}÷2000万=13.73%となり、借入れを使った方が自己資金に対する投資効率はアップすることとなります。
不動産投資はこの借入れというレバレッジ(てこ)を如何に安全に利用するかということが、資産増大の大きなポイントとなってきます。
投資(エクイティー)利回り={満室想定家賃収入/月間 × 12ヶ月-(年間支出 + 年間金融経費)} ÷ 投資自己資金×100