融資判定に必要な個人情報

今回は銀行融資判定に必要な個人情報についてまとめておきます。

■属性

属性とは年令、住所、居住年数、電話番号、勤務先、職種、勤務暦、自動車ローン等の借入残債等を言います。

居住年数・勤務履歴は長い程、金融機関にとっては信頼度が高く、一般的に言われる職種の信頼度は下記のようになります。

士業と言われる弁護士・医師・会計士等>公務員・教師>大企業正社員>一般企業正社員>自営業者・派遣社員・フリーター等の順になっているようです。

■所得・保有金融資産・保有不動産

①過去3 年分の所得

②保有金融資産(預貯金、郵便貯金、金銭信託・貸付信託、生命保険・簡易保険、損害保険、個人年金保険、債券、株式、投資信託、財形貯蓄、その他金融商品(抵当証券、金貯蓄口座、年金、オプション取引など)

③保有している不動産(自宅ならその物件概要とローン借入残債、収益物件なら物件概要・レントロール・借入残債)

等の情報が必要となります。

■具体的な書類としては、金融機関によって異なりますが、

①預金通帳残高の分かるもの。(預金通帳の写し等)

②ローン残高表 (住宅ローン・車・その他等の借り入れがある場合)

③保有不動産すべての固定資産納税通知書写し

④個人の場合、3期分所得証明書(市役所)、もしくは3期分確定申告書の控え

⑤法人お場合、3期分決算報告書控え

⑥身分証明書 (運転免許証、保険証等)

等が必要となってきます。

金融機関によって、異なる部分が多いのであくまで参考としておいて下さい。

Author Profile

大政 伸作
大政 伸作エン・ワークス代表(宅建士・不動産コンサルティングマスター)
記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。

積水ハウスにて30年勤務後退職。
現在は収益用不動産に特化した仲介業を専門とし、お客様の資産形成のサポートを行っています。

これから不動産投資を行う方や既に大家業を営んでいる皆様方には、成功への道筋を掴んで欲しいです。

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