返済比率を出すときに簡単な計算方法がありますので、ご紹介致します。
ここで必要になってくる情報は
① 残存耐用年数(返済年数)
15年と仮定
※構造・築年数・借入想定金融機関から検討して何年の返済年数となるか仮定。
② 借入想定金利
2.3%と仮定
③ 物件の利回り
13%と仮定
以上の3つだけです。
まず100万円を借りたとして、返済金額は年間でいくらになるかを計算します。
計算は金融電卓やエクセル等で行って下さい。
元利均等で計算してみますと、月々の返済が6,574円となりますので年間では78,888円の返済となります。
次に利回り13%の物件の年収は100万当たりで計算すると、130,000円となります。
78,888÷130,000=0.60・・・・ となります。
よってこの物件に対してこの条件でフルローンの借入を起こすと約60%の返済比率となります。(※諸費用は自己資金を入れるという想定です。)
借入が前提の不動産投資において、返済比率という考え方は非常に重要になってきますので、覚えておくと便利だと思います。
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- 記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
建築大工職を経た後、設計士として100棟超の新築住宅の設計。
モデルハウスの企画設計や商品開発業務・宅地開発業務を経験。
現在はエン・ワークスにて不動産仲介・リフォーム・建築 等に携わっています。
不動産探しのお手伝い・リフォーム・リノベーション・新築等、多岐に渡るご相談承ります。
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